PowerShell小ネタ

概要

PowerShellを使いやすくする小ネタを書いていきます。

やりかた

コマンド履歴へのシンボリックリンク

↑キーを押すと履歴を辿れますが、grep(powershellだとsls)したい時などはファイルとして扱えると便利です。履歴ファイルはAppDataの下に保存されていて、Get-PSReadLineOptionで確認できます。
毎回パスを探すのは面倒なのでシンボリックリンクとしてホームディレクトリに置いておきましょう。

cd ~ 
cmd /c "mklink .powershell_history $((Get-PSReadLineOption).HistorySavePath)"

昔叩いたけどどんなんだったかなー、というコマンドを調べるときは次のようにします。

cat .powershell_history | sls <探したい文字列>

Get-Historyというコマンドもありますが、セッション内での履歴しか出ないので出番はほぼありません。

PowerShell起動時に読み込まれるprofileへのシンボリックリンク

起動時に読み込まれるprofileファイルを編集することで、環境変数の追加、独自コマンドの追加、エイリアスの設定などができます。profileファイルはDocumentsの下に保存されていて、$profileで確認できます。
こちらも毎回探すのは面倒なのでシンボリックリンクとしてホームディレクトリに置いておきましょう。

cd ~ 
cmd /c "mklink .powershell_profile `"$($profile)`""

ユーザーのDocumentsフォルダを移動するとパスがずれます。
OneDriveなどの導入でDocumentsを移動した時はシンボリックリンクを作り直しましょう。

ビープ音を消す

事あるごとにペロンペロンうるさいので消します。
セッションを閉じると元に戻ってしまうので、上記のprofileに書いておくとよいと思います。

Set-PSReadlineOption -BellStyle None

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