RaspberryPiにOpenVPN AccessServerをインストールする

概要

Web Interface付きのOpenVPNであるOpenVPN AccessServerをRaspberryPi 3Bにインストールしてみました。

背景

公式サイトに以下の記載があったので、どんなものか試しました。

A Raspberry Pi 3 will be fairly slow

https://openvpn.net/vpn-server-resources/install-openvpn-access-server-on-raspberry-pi/

やりかた

OpenVPNへの登録

OpenVPN AccessServerのアクティベーションキーを取得するために、OpenVPNにアカウント登録する必要があります。2コネクションまでであれば無料で使えるので登録しましょう。

https://myaccount.openvpn.com/signin/product-select にアクセスします。

[Access Server]をクリックします。

右上の[Sign up]をクリックし、アカウントを作成します。

アカウントを作成し、サインインすると AccessServer Portal が表示されます。

[Activation Keys]をクリックするとアクティベーションキーが表示されるので控えておいてください。

RaspberryPiのセットアップ

RaspberryPiのセットアップをします。

RaspberryPi Imagerを使ってUbuntu(64bit)をインストールします。

RaspbianではOpenVPN AccessServerは動きませんでした。
(OpenVPN自体は動きます)

SSHなりモニター直挿しなりで操作できる環境を整えます。

証明書を扱うのでタイムゾーン設定は必須です。次のコマンドを実行します。

apt update
apt -y install tzdata
dpkg-reconfigure tzdata

地域を選択します。日本にお住いなら[Asia]-[Tokyo]です。

OpenVPN AccessServerをインストールします。

apt update && apt -y install ca-certificates wget net-tools gnupg
wget https://as-repository.openvpn.net/as-repo-public.asc -qO /etc/apt/trusted.gpg.d/as-repository.asc
echo "deb [signed-by=/etc/apt/trusted.gpg.d/as-repository.asc] http://as-repository.openvpn.net/as/debian jammy main">/etc/apt/sources.list.d/openvpn-as-repo.list
apt update && apt -y install openvpn-as

OpenVPNポータルの案内に従うと下のエラーが出ますが、これはリポジトリの設定ファイルがarch=amd64(↑の3行目)になっているからです。この指定を消してあげれば動きます。

E: Unable to locate package openvpn-as

インストールが終わると次のメッセージが表示されます。
管理画面へのログインパスワードはここで表示されるので控えておいてください。

動作確認

インストール後のメッセージに表示されているとおり、RaspberryPiのIPアドレスの943ポートでWebInterfaceが公開されています。
管理画面(

ログイン後は、初回はライセンス承諾画面(EULA)が、承諾以降は以下の管理画面が表示されます。
AccessServer Portalでコピーしたアクティベーションキーを貼り付け、[Activate]をクリックするとアクティベーションが完了します。

ライセンス承諾画面で[Agree]をクリックしても管理画面に遷移しない問題に遭遇しました。RaspberryPiの再起動で解決しました。

おまけ

続き

参考

Official Raspberry Pi VPN Server with Access Server
How to install Access Server on a Raspberry Pi single-board computer. Launch a VPN server with an easy, web-based manage...

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